釧路市民憲章は1964(昭和39)年5月3日に制定され、阿寒町・音別町との合併に伴い、豊かで明るいまちを築くための指標・行動規範として2006(平成18)年に受け継がれ、今年で制定60周年を迎えました。
これを記念し、市民憲章を幅広い年代の市民の皆さんに身近なものと感じていただくため、釧路市民憲章制定60周年記念式典を開催しました。
日時:令和6年11月30日(土)
午前10時から12時30分
会場:コーチャンフォー釧路文化ホール 小ホール
内容:釧路市民憲章唱和、主催者挨拶、来賓挨拶、表彰式、ステージ発表、記念講演
~当日の様子~
釧路聴力障害者協会蝦夷太鼓のステージでは、「サルルンカムイ」「飛翔」の2曲を披露してくださりました。アイヌ民族の伝統楽器ムックリと太鼓の掛け合いが魅力的な「サルルンカムイ」。明日への希望が込められた「飛翔」は5人の息がぴったりと揃った迫力のある演奏を聴くことができました。
ヒートボイスのステージでは、「君の住む街」「わくわくくしろがちかくなる」「釧路市民憲章の歌~ぼくらのくしろ~」の3曲を披露してくださりました。ヒートボイスの歌声に合わせてキッズロケットは笑顔いっぱいのダンスを発表。ひぶな幼稚園からは30名の元気でかわいらしい年長さんが参加し、皆さんで会場を楽しませてくれました。
式典の最後は、「地球に謳う~出会いと平和をもとめて~」をテーマに釧路市出身フォトジャーナリスト 長倉洋海氏の記念講演を行いました。前半は著書であり釧路新聞に連載している「地球に謳う」から抜粋した長倉氏の写真をもとに、当時の様子をお話ししてくださりました。 後半は市民憲章の精神について、「平和で争いがないだけでなく、幸せがなければいけない。すぐに古くなる知識だけでなく、時代を超えて通じる英知で世界の人々はつながれる」と講演していただきました。